京都電子計算株式会社(KIP)は2月25日、全国の地方公共団体向けに、LGWAN(総合行政ネットワーク)を経由してクラウド上のバックアップストレージにデータを保管できるLGWAN広域バックアップサービス「そないぶ」を提供すると発表した。「そないぶ」は、バックアップの対象となるサーバにエージェントソフトをインストールし、管理画面からバックアップ・リストアを実行できるサービス。実行のタイミングは「即実行」のほかに、エージェントによる自動実行を設定することもできる。データ管理基盤として「データ保護」「アーカイブ」「レプリケーション」「データ解析」などデータ管理に必要な充実した機能を提供するCommVault Systems社の「Simpana」を、データ格納先としてEMC社のユニファイド・ストレージ「VNXeシリーズ」を採用。ユーザ向けの管理画面は「Simpana」のユーザインタフェースをベースに、KIPが地方公共団体向けに最適化している。