株式会社日立ソリューションズは2月20日、指静脈認証を活用した勤怠打刻ソリューション「静紋 タイムレコーダー」の提供を同日より開始したと発表した。同製品は、PC1台にソフトウェアをセットアップするだけのスタンドアロン版で動作可能なため、サーバが不要。ソフトウェアのセットアップ後は、指を登録するだけで出勤/退勤時の打刻が可能となる。また、利用ユーザ数でなく、同ソフトウェアを利用する端末数に比例した価格体系となっているため、従業員の増加の度にライセンスを買い増しする必要がない。指の静脈情報を利用した生体認証のため、極めて偽造が困難で貸し借りのできない代理などの不正打刻を防止し、正確な人員と就業状況を把握できる。設定ファイルのカスタマイズも可能なので、既存の就業管理システムや人事給与システムなどに合わせた打刻情報ファイルの出力フォーマットを作成でき、既存システムとのデータ連携を容易に実現する。対応OSは、Windows 7 SP1以降、Windows 8、Windows 8.1。価格は静紋J300装置とソフトウェア(1ライセンス)で32,550円。