デジタルアーツ株式会社は2月17日、企業・官公庁向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」を大幅に刷新し、新たにWebサービスを制御する機能を搭載した「i-FILTER」Ver.9(Windows版・Linux版)を4月1日より提供開始すると発表した。予価は30ライセンスで年間266,000円から。新バージョンでは、社内のポリシーと業務における利便性の両方を考慮し、必要に応じて適切にWebサービスを防御設定することを可能にした。従来のカテゴリによるURLフィルタリングに加え、情報漏えいリスクで5段階に整理された国内外の約2,000のWebサービスの機能を制御できる。たとえば、部署ごとにSNSやオンラインストレージをはじめとしたWebサービス内のカテゴリ別の利用設定が可能になるほか、個人用と業務用の混在したクラウドサービスも適切な制御が可能になる。これにより全面的に禁止する必要もなく、業務利用における柔軟な対応が可能になる。指定されたWebサービスに限定したHTTPS通信の可視化、高速化などの新機能も追加されている。