独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月24日、VMwareが提供する「VMware ESX」および「ESXi」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「VMware ESXi 5.5 without patch ESXi550-201312001」などには、仮想マシンファイル記述子の処理に問題が存在し、ESXまたはESXiの任意のファイルにアクセス可能な問題(CVE-2013-5973)が存在する。この問題により、vCenter Serverにおいて、Add New DiskまたはAdd Existing Diskを実行できる権限を持っているユーザによって、ESXまたはESXiの任意のファイルが読みとられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。