アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は12月5日、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が提供する著作権侵害サイトURLを、WebフィルタリングソフトのURLデータベースへ登録すると発表した。これはALSIが、CODAの実施する海外の著作権侵害サイトへの日本からのアクセスを抑止する取り組みに賛同したもの。CODAは、音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲームなど、日本のコンテンツの海外流通を支援することを目的に、海外における海賊版対策などの活動を行っている組織。今回のCODAの取り組みは、ALSIほか4社の情報セキュリティ関連企業が協力し、CODAが把握する海外の著作権侵害サイトの情報を共有し、セキュリティソフト・サービスの利用者がこれらの侵害サイトにアクセスしようとした際に、設定によってアクセスをブロックしたり、注意喚起のメッセージを利用者のPC画面に表示するなど、違法サイトへのアクセスを抑制する。ALSIは、CODA から提供される海外の著作権侵害サイトURLを自社提供のWebフィルタリングソフトで規制されるように登録し、海賊版販売サイトなどの違法なサイトへのアクセスを規制する。これにより、日本のコンテンツの著作権保護および適切な流通に貢献するとしている。