マカフィー株式会社は11月28日、米McAfee社による「2013年、12のオンライン詐欺」を発表した。これは、デジタルデバイスからネット通販を楽しむ消費者につけ込むオンライン詐欺の手口を紹介し、今年のホリデーシーズンに向けて消費者の注意を喚起するもの。サイバー犯罪者は、さまざまな手口を使って個人情報を盗み、お金を稼ぎ、マルウェアを拡散させようとしている。米国では成人の51%がオンラインバンキングを、また32%がモバイルバンキングを利用しており、このようなユーザは特に警戒が必要としている。2013年の12のオンライン詐欺は以下の通り。1:危険なクリスマス向けモバイルアプリ2:年末年始のSMS詐欺3:人気ギフト詐欺4:年末年始の旅行詐欺5:危険な電子グリーティングカード6:偽のオンラインゲーム7:配送通知詐欺8:偽のギフトカード9:年末年始を狙うスミッシング10:チャリティ詐欺11:出会い系詐欺12:偽のネット通販業者同社ではこれらの詐欺に対し、「ダウンロードする前にアプリを調べる」「破格の安売りに注意」「個人情報を提供する前に調査を」「初回のログイン試行ではわざと嘘の情報を入力」などの対策を呼びかけている。正規のサイトではログイン情報を間違うと再度入力を求められるが、詐欺サイトでは間違ったログイン情報でもログインできる。