大阪市は11月14日、同市立中学校の40歳代の男性教諭が、個人情報を記録したUSBメモリを紛失していたことが判明したと発表した。これは11月7日17時50分頃、当該教諭が教室でUSBメモリを使用して懇談した後、USBメモリとともに資料やPCなどの荷物を手さげカバンに入れて職員室に戻りった。職員室内で他の教職員と情報交換をしたあと、19時40分頃に荷物の整理をしている際、USBメモリがないことに気づき、他の教職員とともに校内を捜索したが、発見できなかったというもの。その後も校内の捜索を継続しているが、発見には至っていない。当該USBメモリは外部に持ち出してはいないため、漏えいの可能性は低いと考えられるが、念のために当該教諭は11月11日に警察署に遺失物の届け出をしている。紛失したUSBメモリには、3年生全員(97名分)の成績関係資料(1学期中間テスト、1学期期末テスト、2学期中間テストの点数)、(第1回実力テスト、第2回実力テスト、第3回実力テストの点数)、(1学期の評定)が記録されていた。なお、個人情報に関する文書ファイルにはパスワードを設定しているという。