株式会社日立製作所(日立)は10月15日、同社のセキュリティソリューション「Secureplaza」のラインアップに、コンサルティングからセキュリティ施策の適用、運用サービスまでをトータルに提供するセキュリティソリューション「マネージド・セキュリティ・サービス」を追加し、10月21日から提供を開始すると発表した。本サービスは、社会インフラ分野を含むさまざまな業種や業態の企業や官公庁、自治体など向けに、コンサルティングからセキュリティ施策の適用、運用サービスまでをトータルに提供するセキュリティソリューション。価格は個別見積となっている。本サービスでは、高度化している標的型サイバー攻撃やDDoS攻撃などの脅威から情報やシステムを守るため、「PDCAサイクル」だけでなく「総務省における情報セキュリティ政策の推進に関する提言」で提言された、監視(Observe)から情勢判断(Orient)、意思決定(Decide)そして行動(Act)という一連の流れにより、迅速かつ合理的な意思決定や施策を実現する「OODAループ」の概念を新たに採用した。これにより、運用段階での動的セキュリティ管理の強化をはかるとともに、インシデントの発生を前提とした情報セキュリティポリシーの設定や最新の運用ノウハウを適用するためのコンサルティングから、オンプレミス環境とクラウド環境が混在する情報システム環境でも対応できるきめ細かい運用支援サービスまでを、トータルに提供する。