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2018.10.20(土)

AWS等のクラウドストレージに機密を分散保存、電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen」発売(ソリトン)

ソリトンは、機密データの安全保管を実現する電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen」を開発、販売を開始した。

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株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は9月11日、機密データの安全保管を実現する電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen」を開発、同日より販売を開始した。ビッグデータの保存やマイナンバー法成立によって、機密データを長期間保存する需要を見込む。

電子割符は、機密データをバラバラにして、無意味なノイズデータを混入させ、さらに暗号化したうえで分割することで生成される。分散保存されるため、暗号化と比べて、手に入れた個別の割符ファイルからデータ復元ができないなどの利点がある。個人情報は暗号化しても原本同様の価値があるとみなされているのに対し、電子割符として分散し割符同士の結合の難易度を上げることで個人情報とはみなされなくなるという法的見解がある。また、電子割符は、長期保存による暗号危殆化リスクのコントロール、さらに大規模災害を想定したデータ保存方法としても有効と考えられる。

機密データをTally-WariZenにアップロードすると、データは複数の割符ファイルに分割され、あらかじめ指定したローカルストレージやクラウドストレージに分散保存される。冗長分割機能を利用すれば、災害などで割符ファイルの一部が消失しても、残りの割符ファイルから元データの復元が可能。さらに、デジタル証明書を利用した強固な認証や、割符ファイルからの復元の可否を定期的に自動チェックするベリファイ機能、定期バックアップ機能なども実装している。

本製品は、電子割符の特長を生かしたアプライアンス。PCからもスマートデバイスからも利用でき、電子カルテ、証拠データなどを始めとする個人情報や機密性の高いデータの安全な長期保管を実現する。iSCSI、CIFS、NFSなどのローカルストレージの他、WevDAV、Amazon S3 に加え、同社ファイル転送サービス FileZen に対応する。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

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