沖電気工業株式会社(OKI)は8月26日、ERPのデータをスマートデバイスやハンディターミナルから参照、登録できるソリューションの提供を同日より開始したと発表した。本ソリューションは、ERPの重要データをリアルタイムに反映・確認でき、経営の迅速な意思決定を支援するもの。ユーザの要望に合わせ、スマートフォンやタブレットを対象にしたスマートデバイス向けと、製造現場での利用を想定したハンディターミナル向けの2種類のソリューションを提供する。価格はともに個別見積り。スマートデバイス向けのソリューションでは、infor社のERPパッケージを対象に、ERPの画面情報のみをスマートデバイスへ転送する。画像情報のみを転送するため、端末には一切のデータが残らず、紛失時にも機密データが流出する心配がない。また、自席のPCで利用する場合と同じ画面が利用できるため、容易に画面操作ができる。本ソリューションの利用は、同社のクラウドサービス「EXaaS」を利用したクラウド型と、顧客の自社システム内へ構築するオンプレミス型から選択できる。