6月の特殊詐欺、架空請求で情報購入代金が有料サイト利用料金を抜く(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

6月の特殊詐欺、架空請求で情報購入代金が有料サイト利用料金を抜く(警察庁)

警察庁は、2013年6月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

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警察庁は8月8日、2013年6月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、6月の特殊詐欺の認知件数は824件で、このうち振り込め詐欺の認知件数は608件(4月は793件)で、このうち543件が既遂(同719件)、被害総額(既遂のみ)は18億1,510万円(同18億9,546万円)、検挙件数は165件(同171件)、検挙人員は117名(同102名)と、前月から減少している。オレオレ詐欺では、認知件数が384件(同388件)、このうち327件(同327件)が既遂、被害総額は11億6,245万円(同10億8,087万円)、検挙件数は138件(同155件)、検挙人員は99名(同86名)となった。

架空請求詐欺の認知件数は108件(同120件)で、このうち103件(同112件)が既遂、被害総額は5億1,415万円(同5億331万円)、検挙件数は12件(同13件)、検挙人員は12名(同12名)と前月とほぼ同水準となった。形態別で見ると、「情報購入代金等名目」が18件と前月までの「有料サイト利用料金等名目」(16件)を抜く形となった。このほか融資保証金詐欺が30件(同44件)で被害総額4,929万円(同1億1,113万円)、携帯電話端末詐欺が26件(同35件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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