ヤマハ株式会社は7月19日、外部のオンラインアンケートシステムのサービス利用において個人情報が漏えいした可能性があると発表した。システムの設定にミスがあり、またサービス自体に不具合があったことから、2009年9月22日から2013年7月5日までの間、第三者からのアクセスへの対策が不十分なまま運用していたことを確認したという。アンケートで収集した情報にアクセスするためのURLアドレスは公開されておらず、また同サービスを利用する企業の関係者以外が容易に推測することはできないが、個人情報が漏えいした可能性は否定できないとして、今回の発表に至った。漏えいした可能性のある情報は、メールアドレス(18,884件:うち国内顧客399件)、氏名34件(同7件)、住所14件(同0件)、電話番号2件(同0件)、家族構成628件(同20件)、職業585件(同0件)。同社では、今後個人情報漏えいの事実が確認された場合には、あらためて公表するとしている。