アーバーネットワークス株式会社は7月11日、企業や政府機関のネットワーク向け製品「Pravail 可用性防御システム(Pravail APS)」の最新版となる「Pravail APS 3.1」の提供を開始したと発表した。Pravail APSは、ネットワークエッジにおけるDDoS対策に焦点をあてた初のオンプレミス型セキュリティ製品。アプリケーション層に対するDDoS攻撃を中心とした可用性に対する脅威からネットワークを防御する。最新版では、ネットワーク上の振る舞いを学習する機能やトラフィック分析機能が追加された。内蔵インテリジェンスによる学習・分析結果に基づき、それぞれの組織のネットワークに応じて適切な閾値を自動的に推奨することによってPravail APSの保護機能をカスタマイズすることが可能になった。また、マルチデバイス管理向けAPIを導入したほか、SSLの暗号化トラフィックからDDoS攻撃が入り込む可能性を阻止するため、SSLインスペクションおよび保護機能が強化されている。