東京電力株式会社は6月14日、同社福島原子力補償相談室に所属する社員が、原子力損害賠償に係る請求者の個人情報が含まれる書類を紛失したと発表した。これは、同社員が書類を埼玉県内の電車内に置き忘れたというもの。同社では警察署へ紛失届けを提出するとともに、紛失したと思われる箇所を探したが、いまだ発見には至っていないという。紛失した書類は原子力損害賠償に関する資料で、その中には22名の個人情報(氏名、住所、請求状況など)が一部含まれていた。