独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月12日、Orchard Projectの提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「Orchard」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Orchard 」には、XSSの脆弱性(CVE-2013-3645)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするか、あるいは各バージョンに対応したパッチを適用するよう呼びかけている。