日本マイクロソフト株式会社は5月10日、2013年5月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は5月15日で、10件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが2件、「重要」のものが8件となっている。影響を受けるソフトウェアは、「緊急」ではMicrosoft Windows、Internet Explorerとなっている。「重要」では、Microsoft Windows、.NET Framework、Microsoft Lync、Microsoft Office、Microsoft Windows Essentialsが影響を受けるとしている。脆弱性の影響は、「緊急」の2件と「重要」の3件がリモートコード実行、「重要」の2件が情報漏えいとなっており、サービス拒否、特権の昇格、なりすましが各1件となっている。なお、これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。