独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月30日、McAfeeが提供するセキュリティ製品の統合管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「McAfee ePolicy Orchestrator 4.5 RTW から 4.5.6 まで」および「McAfee ePolicy Orchestrator 4.6 RTW から 4.6.5 まで」にはSQLインジェクションおよびディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2013-0140、CVE-2013-0141)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム権限で任意のコードを実行されたり、悪意あるファイルをアップロードされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。