実際に被害をもたらしているのはビジネスクリティカルなアプリケーション(パロアルトネットワークス) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

実際に被害をもたらしているのはビジネスクリティカルなアプリケーション(パロアルトネットワークス)

パロアルトネットワークスは、米本社による「Application Usage and Threat Report(アプリケーションの使用および脅威分析レポート)」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
パロアルトネットワークス合同会社は4月25日、米本社による「Application Usage and Threat Report(アプリケーションの使用および脅威分析レポート)」を公開した。第10版となる本レポートでは、アプリケーションの使用とセキュリティ脅威に関して、データの集計と関連性分析を初めて行っている。2012年5月から12月までの期間、3,000を超える組織のネットワークトラフィック分析をベースに、ネットワークセキュリティ業界におけるアプリケーションの使用と脅威について非常に包括的な調査を実施した。

レポートによると、ソーシャルネットワーキング、動画、およびファイル共有アプリケーションは339種検出され、ネットワーク帯域幅の使用率は20%であったが、エクスプロイト ログに占める割合は1%に満たなかった。また、調査対象となった1,395種のアプリケーションのうち、9種のビジネスクリティカルなアプリケーションがエクスプロイト ログの82%を占めた。さらに、ネットワーク帯域幅の使用率は2%にも達しないカスタムアプリケーションや不明なアプリケーションが、マルウェア ログの55%を占めたことなどが明らかになっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×