独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月11日、Parallelsが提供するサーバ管理ツール「Plesk Panel」に権限昇格の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Plesk Panel 11.0.9」には、root権限で任意のコードが実行可能となる複数の脆弱性(CVE-2013-0132、CVE-2013-0133)が存在する。なお、それ以前のバージョンにも本脆弱性が存在する可能性がある。この脆弱性が悪用されると、システムにログイン可能なユーザによって、root権限で任意のコードを実行される可能性がある。なお、現時点で対策方法は公開されていない。