一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月1日、調査レポート「法人におけるSNS利用に伴うリスクと対策」を発表した。本レポートは、日本国内および諸外国におけるSNSに起因する脅威とセキュリティ対策の現状について、公表されている情報(文献・Web)を収集するとともに、国内SNS提供事業者およびセキュリティベンダへインタビューを行い、それらの情報を基礎として考察を加え、SNSの利用に関連して法人が取るべき対策についてまとめたもの。レポートでは、SNSの利用実態をはじめ、SNSの特性とそれが招く危険性として「個人情報の公開」「人間関係の表現」「信頼関係」「サービス連携」を紹介している。また、法人が留意すべきSNSによるリスクとして「従業員の言動」「標的型攻撃」「第三者による法人を騙った情報発信」を取り上げ、それぞれについて取るべき対策を紹介している。