静岡市は3月14日、同市立高校の教諭が個人情報の記録されたUSBメモリを一時紛失していたことが判明したと発表した。これは2月22日19時30分頃、同教諭が学校から持ち出したUSBメモリを所持したまま、帰宅途中に寄ったコンビニエンスストアの駐車場にUSBメモリを落としたというもの。同日21時頃、コンビニエンスストアの来店客が駐車場に落ちていたUSBメモリを拾い、同店長に届けた。USBメモリには市立高校のラベルがあったため、2月26日19時頃に同店長が高校に返却し、USBメモリの紛失が判明した。このUSBメモリには、同高校2年生全員(327名)分の模擬試験データ(クラス番号、氏名、成績)が記録されていた。同高校では個人情報の持ち出しについて、市教育委員会が定めた情報セキュリティポリシーに従っていたが、同教諭は校長の許可を得ずにUSBメモリを持ち出していた。なお、現時点でUSBメモリを一時紛失したことによる被害報告はないという。