独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2月20日、Oracle社が提供するJavaプログラムを実行するためのソフトウェア実行環境「JRE(Java Runtime Environment)」の脆弱性対策について発表した。これは、Oracle社が同脆弱性に対応するアップデートを公開したことを受けたもの。JREには、Webを閲覧することで任意のコードが実行される可能性がある脆弱性が存在する。この脆弱性を悪用された場合、攻撃者によってコンピュータを制御される可能性がある。対象となるのは、「JDK / JRE 7 Update 13 およびそれ以前のバージョン」「JDK and / 6 Update 39 およびそれ以前のバージョン」「JDK / JRE 5.0 Update 39 およびそれ以前のバージョン」「SDK / JRE 1.4.2_41 およびそれ以前のバージョン」。Oracle社では、攻撃された場合の影響が大きい脆弱性であるとアナウンスしているため、IPAではできるだけ早急に修正プログラムを適用するよう呼びかけている。