Oracle Java SEに任意のコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.24(火)

Oracle Java SEに任意のコードが実行される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術)

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

NTTデータ先端技術株式会社は1月11日、Oracle Java SE JDK7およびJRE7に発見されたリモートから任意のコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。本脆弱性(CVE-2013-0422)は、Java Management Extensions(JMX)MBeanコンポーネントが原因で、細工したコードによってJMX MBeanクラスがサンドボックス外のコードを実行してしまうというもの。この脆弱性により、リモートからJavaを実行するローカルユーザと同じ権限で任意のコードを実行される危険性がある。本脆弱性を利用した攻撃そのものが容易であり、システムに与える影響も大きいことから、本脆弱性の再現性について検証を行った。

検証は、Windows XP SP3 Java SE JRE 7 Update 10およびWindows 7 Java SE JRE 7 Update 10をターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステムで、悪意あるユーザが作成したWebページを閲覧させることで、攻撃コードを実行させる。これにより、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させる。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Ubuntu 10)のターミナル上にターゲットシステム(Windows 7)のプロンプトが表示され、コマンドを実行した結果が表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。
《吉澤 亨史》

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