国際刑事警察機構(インターポール)と日本電気株式会社(NEC)は12月18日、グローバルなサイバーセキュリティ対策で提携したと発表した。本提携は、インターポールの国際的なネットワークとNECのサイバーセキュリティソリューションにより、複雑で高度化するサイバー犯罪などを調査・分析し、国際レベルでのセキュリティ強化を目指すもの。NECは、同施設内に設置される「インターポール・デジタル犯罪捜査支援センター(The INTERPOL Digital Crime Centre)」に、サイバーセキュリティに関する脅威情報を調査・分析し、新たな捜査手法を開発、トレーニングするためのシステムと要員を提供する。本提携の期間は3年間で、NECはサイバーセキュリティソリューションのパートナーである株式会社サイバーディフェンス研究所、株式会社ラック、株式会社フォティーンフォティ技術研究所(FFRI)とともに、Digital Crime Centreに約760万ユーロ相当となる、製品・ソリューションの提供およびサポート要員の派遣を行う。