フォーティネットジャパン株式会社は12月4日、「FortiGate」の全モデルに対応した新オペレーティングシステム「FortiOS 5.0」を発表した。新OSでは、セキュリティ、管理、可視化・レポートなど150以上の新機能の追加と機能強化が行われた。これにより企業は、標的型攻撃などに対するセキュリティ対策の強化、あるいはより安全なスマートデバイス・BYOD環境の導入が可能になる。セキュリティ機能では、クライアント・レピュテーション機能により、過去の挙動に基づいて決定された各デバイスの危険度を把握できるようになった。また、ゼロデイ攻撃をリアルタイムで特定できる新たなマルウェア検出システムには、サンドボックスやボットネットIPレピュテーションなどFortiGate上の挙動ベースのヒューリスティック エンジンと、クラウドベースのアンチウイルスサービスが組み込まれた。管理機能では、デバイスを特定しデバイスタイプ/デバイスグループ、ロケーション、用途に応じて特定のアクセス ポリシーおよびセキュリティプロファイルを適用することによって、モバイルデバイスとBYOD環境を保護することを可能にした。レポートおよび分析機能も強化されている。