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2017.09.22(金)

スマホアプリのバッテリー消費量に注目、「エゴアプリ」にも要注意(トレンドマイクロ)

脆弱性と脅威 脅威動向

トレンドマイクロ株式会社は11月19日、「アプリによるバッテリー消費の実状~国内スマホアプリの実態:第3弾」をブログで公開した。これは、日本国内におけるモバイルアプリの実状と具体的な評価方法を全三回にわたって紹介しているもの。今回は、スマホ向けアプリのリソース消費の課題とその実状における調査結果を報告している。

スマホでは、プラットフォームに高い専門的知識を持たない個人の開発者であっても、自身が開発したアプリを一般利用者に容易に公開することができる。このため、利用者の想定していないレベルで、スマホのリソースを過剰消費する「潜在的に望まれないアプリ」が市場に存在する一因となっている。同社が2012年8月31日時点でGoogle社の発表したGoogle Play無料アプリランキングTOP200にランクインしたアプリに対するリソース消費を調査したところ、一般アプリにおいて、最もバッテリー消費レベルの高い「High」の評価を得たアプリは全体の9.0%であった。

これに対し、ゲームアプリにおいては「High」の評価を得たアプリは全体の 16.5%。一般アプリに比べゲームアプリの方がバッテリー消費レベルの高いものが多く存在している。また、アプリのバージョンアップによって消費量が変化するケースも数多く見られた。同社が2012年1月に実施した調査でも、スマホ利用者の約47%が「バッテリー消費が早いこと」に悩んでおり、利用者は日常的にバッテリー消費のレベルを確認し、管理するような端末機能や、アプリの利用を検討するべきとしている。

ただし、バッテリー消費レベルを抑えることだけに着目し、利便性を損なったり、セキュリティのバランスを逸してしまうことには注意すべきであり、「エコアプリ」か「エゴアプリ」かの判断も重要としている。エゴアプリを判断するには、「アプリの不正な挙動」「プライバシー情報の漏えいリスク」「過剰なリソース消費」の3つとしている。なお同社では、スマホ向けバッテリー管理アプリ「トレンドマイクロ バッテリーエイド」において、Mobile App Reputation による、アプリが使用するバッテリー消費量の調査結果と連携した「電力浪費アプリスキャン」と呼ばれる機能を実装、「電力消費レベル:ライト級、ミドル級、ヘビー級、未評価」の4段階で評価を行っている。
《吉澤 亨史》

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