【RISCON12】大人4人が入れる球体の防災シェルター「ライフアーマー」を出品(ポンド) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

【RISCON12】大人4人が入れる球体の防災シェルター「ライフアーマー」を出品(ポンド)

自動車部品やエアロパーツを製造する中小企業のポンド(本社・大分県別府市)は、9月に完成したばかりの製品を出品した。「ライフアーマー」(命の鎧)と名付けられた球体の防災シェルターだ。

研修・セミナー・カンファレンス
危機管理産業展2012 ポンドの「ライフアーマー」
  • 危機管理産業展2012 ポンドの「ライフアーマー」
  • 危機管理産業展2012 ポンドの「ライフアーマー」
自動車部品やエアロパーツを製造する中小企業のポンド(本社・大分県別府市)は、9月に完成したばかりの製品を出品した。「ライフアーマー」(命の鎧)と名付けられた球体の防災シェルターだ。

「開発のきっかけは東日本大震災です。非難タワーをつくるには結構なお金がかかるし、ランニングコストも発生します。弊社がこれまで培ってきた技術を使って、手軽で安く、そのうえ防災機能が優れたものをつくってみようとなったのです」と同社関係者は説明する。

完成したライフアーマーは直径120cm、重量は約80kg。大人4人が入れる大きさだそう。製品化に向けてはさまざまな試験を重ねた。例えば強度テスト。トヨタ車体研究所に依頼し、600tのプレス機を使って圧縮テストを行った。結果は、住宅が倒壊するといわれる8tの圧力テストも軽々クリア、9.3tで微妙なクラックが入る程度だった。また、大人4人分のウエートを積んだ水面落下テストでも、高さ25mから落として無傷だったという。

価格は39万8000円。地元ではこの製品に対する反響が非常に大きく、同社では公園や幼稚園向けに大人4人と子ども20人が入れる大型のものを現在開発しているとのこと。

【RISCON12】大分の自動車部品メーカー、球体の防災シェルターを出品

《山田清志@レスポンス》

編集部おすすめの記事

特集

研修・セミナー・カンファレンス アクセスランキング

  1. ハッカーの OSINT 活用法 ~ 日本ハッカー協会 杉浦氏講演

    ハッカーの OSINT 活用法 ~ 日本ハッカー協会 杉浦氏講演

  2. FFRI 鵜飼裕司の Black Hat USA 2018 注目 Briefings(1)日本はグローバルセキュリティ業界のインナーサークルにいない

    FFRI 鵜飼裕司の Black Hat USA 2018 注目 Briefings(1)日本はグローバルセキュリティ業界のインナーサークルにいない

  3. TwoFive「NTTドコモに聞く DMARCのメリットとは」12/20 開催

    TwoFive「NTTドコモに聞く DMARCのメリットとは」12/20 開催

  4. 総務省 SBOM 対応ノスゝメ

  5. 企業のネットワーク管理者必見!Internet Week 2017 セキュリティセッション紹介 第1回「インシデント対応ハンズオン2017」について語る

  6. 自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF Japan」新たに開催

  7. 安価で導入しやすい AWS や Azure の WAF、その一方でユーザーが抱える運用課題とは? ~ サイバーセキュリティクラウド

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×