ソフォス株式会社は10月18日、2012年7月から9月のスパム送信国ワースト12に関する最新のレポートを発表した。レポートによると、インドがワースト1位で世界最大のスパム送信国となった。現在、SophosLabsのグローバルネットワークで取得された全スパムの16.1%がインドから送信されている。以前はスパム送信国として必ず上位にランクインしていた米国は、前年同期(2011年7月~9月)にはワースト1位であったが、今四半期では3位となっている。現在、全スパムメールの15通に1通が米国から送信されている。4連続四半期でスパム送信国ワースト12を免れていた英国は、2011年4月から6月までの四半期以来の12位に逆戻りした。地域別では、アジア大陸が依然として最も多くのスパムを送信しており、世界の全スパムメールの半数がこの地域から送信され、ヨーロッパ、そして南米がアジアに続いた。ランキングは以下、2位がイタリア(9.4%)、3位が米国(6.5%)、4位がサウジアラビア(5.1%)、5位がブラジル(4.0%)、6位がトルコ(3.8%)、7位がフランス(3.7%)、8位が韓国(3.6%)、9位がベトナム(3.4%)、10位が中国(3.1%)、11位がドイツ(2.7%)、12位が英国(2.1%)。その他は36.5%となっている。なお、日本は0.23%で52位。