独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、Novellの提供する資産管理ソフトウェア「ZENworks Asset Management」のWeb管理画面に情報漏えいの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されている。「ZENworks Asset Management」のWeb管理画面には、情報漏えいの脆弱性(CVE-2012-4933)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってSYSTEMの権限で参照可能な任意のファイルや認証情報が取得される可能性がある。なお、現在のところ対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。