株式会社フォティーンフォティ技術研究所(FFRI)は10月5日、標的型攻撃出口対策「FFR tabaru」の出荷を10月12日より開始すると発表した。本製品は、脆弱性を持つ環境(ハニーポット)を仮想マシン上に構築し、仮想マシン内でWebアクセスを行わせることでWeb経由で感染するマルウェアを検知するもの。販売価格は、ベースセットで250万円。現状把握が難しいWeb経由でのマルウェア感染を可視化するほか、既設Proxyサーバと連携させることにより、マルウェア感染サイトへのアクセスを遮断し、標的型攻撃の脅威から重要な情報資産を保護する。マルウェアを検知した場合にはリアルタイムで通知される。また、FFRIが提供している「BlackURLリスト提供サービス」と組み合わせることで、事前に有害サイトへのアクセスを遮断し、より強固な対策を実現可能にする。