独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月5日、Ipswitchが提供するWindows向けネットワーク管理・監視ソフトウェア「WhatsUp Gold」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「WhatsUp Gold v15.0.2 およびそれ以前」には、SQL インジェクションおよびクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2012-2601、CVE-2012-2589)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって任意のSQLコマンドやスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。