7割が自宅で災害用グッズを常備、大学生を対象とした防災に関する意識調査を実施(Check Students) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

7割が自宅で災害用グッズを常備、大学生を対象とした防災に関する意識調査を実施(Check Students)

 学生団体Check Studentsが大学生を対象とした防災に関する意識調査を実施。インターネットアンケートで8月1日から29日の調査期間に、首都圏に通う大学生1年〜4年生の男女、301人が回答した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 学生団体Check Studentsが大学生を対象とした防災に関する意識調査を実施。インターネットアンケートで8月1日から29日の調査期間に、首都圏に通う大学生1年~4年生の男女、301人が回答した。

 3.11の震災直後、何に困ったかという質問では、「家族・友人の安否確認」60.8%、「交通手段」48.2%、「食料」27.9%となった。

 災害への備えに関する質問では「自宅で災害用グッズを常備」が70.8%、「安否確認サービスをブックマーク」が33.6%。身近な避難場所を把握している割合は72.8%にのぼった。

 今後に向けて災害対策を続ける、あるいは始めようと思うかとの質問には、8割以上の人が「強くそう思う」や「そう思う」と答え、「あまり思わない」「全く思わない」を大きく上回った。

 同団体は、多機能トイレの情報共有サイト「Check A Toilet」を運営するCheckの学生団体。調査結果を受けて、「自宅で災害用グッズを常備」「安否確認サービスをブックマーク」など約7割の学生が防災意識が高いことが分かった。アンケートに回答した大学生にとっていいきっかけになったのではないか。との見解を示している。

 また、災害用グッズの「期限切れチェック」や、「避難場所の把握」以外にも帰宅困難対策として 「鉄道運行状況」「GPSナビ」「トイレの場所」など、日常から使い方を把握しておくことを呼びかけている。

 3.11の震災以降、高まっている防災意識を反映した調査結果といえる。また、「安否確認サービスをブックマーク」など若い世代らしい備えもみえる。防災用グッズは、いざ使おうと思っても、うまく使えないことも多い。防災用グッズの備えはもちろんのこと、安否確認や自宅までの帰宅方法も再確認しよう。

自宅で防災用グッズ常備は7割…大学生対象の防災に関する意識調査

《黄金崎 綾乃@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×