防災科学技術研究所は3日、防災アプリケーション「もしゆれ(正式名称:もしもいまここで大地震の揺れに見舞われたらワタシはどうなる?)』を公開した。iPhone/iPod touch/iPadに対応しており、App Storeより無料でダウンロード可能。 「もしゆれ」は、場所ごとの地震ハザード(危険情報)を取得し、「その場所で起こりうる被害の可能性」を伝えることで、平常時のユーザーの防災・減災行動を喚起することに焦点を当てたアプリ。アプリを起動し判定カメラボタンを押すと、GPS等で取得した位置情報をもとに、実際に起こりうる被害の種類について、自分の顔写真と重ねて、17種類の被害結果画像(建物倒壊や家具倒壊、津波や液状化など)を表示する。 このアプリは、防災科学技術研究所の提供する全国地震ハザードの公開API(J-SHIS Web API)と自分撮りカメラのマッシュアップアプリとなっており、元データとして使用している地震ハザード情報は、250mごとの地震や地盤の情報を、精度や情報量のフィルタリングを行い利用しているとのこと。結果画像はFacebook、Twitterを通して友人や家族などとシェアすることも可能。