独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月24日、Caucho Technologyの提供するJavaベースのWebアプリケーションサーバ「Resin」にディレクトリトラバーサルを含む複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Resin 4.0.28 およびそれ以前」には、ディレクトリトラバーサルを含む複数の脆弱性(CVE-2012-2965、CVE-2012-2966、CVE-2012-2967、CVE-2012-2968、CVE-2012-2969)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に機密情報を取得されたり、DoS攻撃を受けたりアプリケーションが持つ権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。