財務省の一般職員が使用するPCでウイルス感染が判明(財務省) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

財務省の一般職員が使用するPCでウイルス感染が判明(財務省)

財務省は、過去に複数の財務省職員用PCがウイルスに感染し、何らかの情報が外部に送信された可能性があることが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
財務省は7月20日、過去に複数の財務省職員用PCがウイルスに感染し、何らかの情報が外部に送信された可能性があることが判明したと発表した。これは、政府機関への標的型メール攻撃などによるウイルス感染事案を踏まえ、現行LANシステムのセキュリティ対策の総点検を実施したことで判明したもの。

ウイルスの感染経路は不明としているが、すでにウイルス感染したPCの回収や、送信先との通信を遮断するなど必要な措置を実施したとしている。なお複数のメディアによると、同無線LANシステムに接続する123台のPCからプロキシサーバへ不正な通信が行われていたとしている。これらのPCは課長クラス以下の一般職員が使用しており、職員が業務上作成した会議資料などが漏えいした可能性はあるが、国税や機密情報は専用システムを使用しているため漏えいの可能性はないとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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