日本マイクロソフト株式会社は7月6日、2012年7月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は7月11日で、9件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが3件、「重要」のものが6件となっている。影響を受けるソフトウェアは、「緊急」ではMicrosoft WindowsおよびInternet Explorerとなっている。「重要」ではMicrosoft Office、Microsoft開発者ツール、Microsoft Windows、Microsoftサーバソフトウェアとなっている。脆弱性の影響は、「緊急」の3件および「重要」の2件がリモートコード実行、残り4件のうち3件は特権の昇格、1件は情報漏えいとなっている。これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。