2012年第1四半期の国内サーバ市場動向を発表、ベンダー別出荷額では富士通が首位に(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

2012年第1四半期の国内サーバ市場動向を発表、ベンダー別出荷額では富士通が首位に(IDC Japan)

 IDC Japanは19日、2012年第1四半期(1〜3月)の国内サーバ市場動向を発表した。これによると、2012年第1四半期の国内サーバ市場規模は1,234億円で、前年同期から4.9%拡大した。出荷台数は、14万7千台で、前年同期から4.8%の増加となった。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 IDC Japanは19日、2012年第1四半期(1~3月)の国内サーバ市場動向を発表した。これによると、2012年第1四半期の国内サーバ市場規模は1,234億円で、前年同期から4.9%拡大した。出荷台数は、14万7千台で、前年同期から4.8%の増加となった。

 今期は、メインフレームとx86サーバが好調。メインフレームは、前期まで8期連続のマイナス成長が続いていたが、今期は金融向けの大型案件が複数のベンダーであり、前年同期比19.5%のプラス成長に転じた。x86サーバ市場は、東日本大震災のマイナス影響の反動から同7.0%のプラス成長となった。

 ベンダー別出荷額では、富士通が首位。今期は、メインフレーム、ビジネスサーバ、x86サーバが好調で、前年同期からいずれも2桁のプラス成長を記録した。メインフレームでは、金融向けと製造向けに大型案件があり、ビジネスサーバは、OSIV/XSPを搭載したPRIMEQUEST 1000シリーズが好調だった。x86サーバでは、情報サービス向けに大口の出荷があった。2位は、NECで、x86サーバとIA64サーバが前年同期比でプラス成長だった。x86サーバは、通信キャリア向けと情報サービス向けに大口の出荷があった。以下3位IBM、4位HP、5位日立製作所となっている。

2012年第1Qの国内サーバ市場、前年同期比プラス4.9%の1,234億円に……IDC調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×