マカフィー株式会社は6月11日、「LinkedIn」のパスワード漏えい事件についてブログでアドバイスなどを発表している。これは6月6日、ノルウェーのサイト「DagensIT.no」が、ロシアのハッカーサイトに650万人分のLinkedInパスワードが掲載されたと伝えたもの。掲載されたのは暗号化されたままのパスワードのみであった。以降、LinkedInはパスワードを無効にする措置を取り、対象となる会員にパスワードを変更するようメールで促している。マカフィーでは、LinkedInユーザへのアドバイスとして、以下の5点を呼びかけている。・LinkedInへのログインはブラウザの新しいウィンドウで開く(メールからサイトにアクセスしない)。パスワードを複雑で、使用したことのないものに変える。パスワードは、毎月更新することを習慣づける。・LinkedInに限らず、この機会にSNS、オンラインバンキングサイト、メールのプラットフォームといった認証を必要とするアカウントのパスワードも変更する。・LinkedIn内で自身のネットワークをチェックし、知らない人物が増えていないかどうか確認する。・LinkedInを騙ったフィッシングメールに注意する。・PCに最新のセキュリティパッチが適用しているかどうか、またブラウザが保護されているかどうか確認する。