日本マイクロソフト株式会社は6月8日、2012年6月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は6月13日で、7件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが3件、「重要」のものが4件となっている。影響を受けるソフトウェアは、「緊急」ではMicrosoft Windows、Internet Explorer、Microsoft .NET Frameworkとなっている。「重要」ではMicrosoft Office、Microsoft Visual Basic for Applications、Microsoft Dynamics AX、Microsoft Windowsとなっている。脆弱性の影響は、「緊急」の3件および「重要」の1件がリモートコード実行、残り3件は特権の昇格となっている。これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。