独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月24日、Seagate社の提供するNetwork Attached Storage(NAS)である「Seagate BlackArmor NAS」に管理者のパスワードが不正にリセットされてしまう脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点では対策方法は公開されていない。Seagate BlackArmor NASには、管理者のパスワードが不正にリセットされてしまう脆弱性(CVE-2012-2568)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者によって機器の設定を変更される可能性がある。JVNでは、当該機器へのアクセスを制限することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。