マカフィー株式会社は5月23日、包括的な防御を提供するウイルス対策ソリューション「McAfee MOVE(Management for Optimized Virtual Environments)Anti-Virus」のエージェントレスオプションを発表した。日本では5月25日の提供開始を予定している。McAfee MOVEは、VMware社の「vShield Endpoint」との統合を考慮した設計により主要なハイパーバイザーにおけるセキュリティの標準化が行え、仮想化環境における包括的なセキュリティの管理と展開を実現する製品。高性能な単一コンソールにより、さまざまな物理・仮想上の攻撃に備える。今回、新たに提供を開始するMOVEのエージェントレスオプションは、仮想化環境においてゲストOSにマカフィーのエージェントをインストールしないため、リソースを効率的に利用しながら、マルウェアからの保護を実現し、結果的に配備やセットアップを容易にする。また、マルチプラットフォーム・エージェントレスともに、包括的で一貫した防御の提供を「McAfee ePolicy Orchestrator」プラットフォームにより提供することで、一元管理とレポートの作成が可能。グローバル脅威情報サービスであるMcAfee Global Threat Intelligenceとも連携し、リアルタイムの可視性と予測機能を提供する。