社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は5月10日、愛知県警生活経済課と天白署が5月9日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた兵庫県尼崎市の大学生男性(21歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、10日に名古屋地検へ送致したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は2011年3月28日頃から4月5日頃にかけて、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows 7 Ultimate 64Bit(多言語版)」を複製したDVDを、名古屋市の男性ら3人に対し合計22,732円で販売していた。今回の事件は、購入者が天白署に相談し、ACCSを通じて著作権者に連絡したことが端緒だという。