独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月10日、アップルの提供するWebブラウザ「Safari」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、アップルが公開したSafariのセキュリティアップデートを受けたもの。「Safari 5.1.7より前のバージョンには、複数の脆弱性(CVE-2012-0672、CVE-2012-0676、CVE-2011-3046、CVE-2011-3056)が存在する。この問題が悪用されると、各脆弱性により異なるが任意のスクリプト実行、DoS攻撃、任意のコード実行などの影響を受ける可能性がある。JVNでは、アップルが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。