マカフィー株式会社の5月9日の発表によると、米McAfee社はラスベガスにて5月8日に開催された「Interop Las Vegas 2012」において、データセンター向け次世代ネットワーク不正侵入防止ソリューション「McAfee Network Security Platform」の新機能を発表した。データセンター、通信企業のコアネットワーク、サービスプロバイダーのネットワークにおけるプライベートクラウド向けのソリューションとなっており、日本では7月頃に提供を開始する予定。新モデルでは、最大80GbpsのIPSソリューション「XC Cluster」を搭載、同時接続数を3,200万まで拡張が可能となっている。また、ひとつのアプライアンスに最大1,000件の仮想IPSポリシーを作成できるなど、きめ細かなマルチテナンシーオプションが用意される。さらに、レイヤー7の豊富な情報などネットワークのフローデータを活用してIPSの可視化機能を強化した。将来的には「VMware vShield API」を介した仮想環境の検査が可能になるという。