代表取締役社長のエバ・チェン氏は、同社クラウド関連製品の成長グラフを示し、2012年に注力する3分野として、「Cloud」「Consumerization」「Control over Risk」の3つのキーワードを挙げ、それぞれ、仮想化のROI向上、BYOD環境におけるセキュリティ確保、APT攻撃対策の事例を示した。また、統合型サーバセキュリティソリューションである Deep Security の拡張サービスとしてSSL証明書「トレンドマイクロSSLサイトシール」を提供開始することを明らかにした。
次に、同社取締役副社長の大三川彰彦氏は、今後の成長が期待できる分野として、サービスイン後1年3ヶ月で提供実績が100社を突破した Deep Security のような、大企業向けのソリューションビジネスを挙げ、企業のセキュリティライフサイクルに即した個別の問題を解決する専門部隊を養成し、新規市場を開拓する意欲を示し、2014年に25%増の650億円、2016年に50%増の780億円の売上目標を目指すと語った。
《ScanNetSecurity》