日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月19日、メディアタブレットやスマートフォンといったモバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握し、端末の紛失・盗難時に画面ロックやデータ消去などを遠隔地の管理サーバから実行できる端末管理ソフトウェア「IBM Endpoint Manager for Mobile Devices V8.2」を同日より発売したと発表した。ライセンス料は、管理対象1台につき8,660円。本製品は、管理サーバで稼働する管理コンソールと個々のモバイル端末に導入されるエージェント・ソフトウェアをパッケージにしたもの。エージェント・ソフトが搭載されたすべてのモバイル端末のモデル名やユーザ名、導入アプリケーションの種類などの情報を、管理サーバ上のコンソールで一元的に把握できる。また、地図上で端末の位置をリアルタイムに確認できる機能によって、紛失時の位置確認や、端末画面のロック、データ消去なども実行できる。さらに、PCやサーバなどを管理する「IBM Tivoli Endpoint Manager」と組み合わせることで、PCやサーバからモバイル端末まで、企業で活用する多様なデバイスの一元管理を実現する。