市場調査などを行うNPDグループは13日(現地時間)、米国のスマートフォンの次世代高速通信への対応に関する調査結果を発表した。その結果、2011年の第4四半期に販売されたスマートフォンのうち、35%が次世代高速通信に対応したモデルだったことがわかった。 この調査では、LTEだけでなくWiMAXやHSPA+なども対象に含まれている。2010年第4四半期には高速通信対応のスマートフォンはわずか6%しかなかったが、1年でジャンプアップした。高速通信サービスでもっとも人気があったのはAT&TとT-Mobileが提供するHSPA+で全体の22%。また、高速通信対応スマートフォンでもっとも台数が多かったのはiPhone 4Sという結果になった。 LTEの普及状況については、スマートフォン全体の7%を占めた。LTE対応のスマートフォンでもっとも台数が多かったのはHTC ThunderBoltという結果に。また、WiMAXは全体の6%で、もっとも台数が多かったのはHTC EVOと、ここでもHTCがトップになった。