日本マイクロソフト株式会社は3月14日、2012年3月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り6件。最大深刻度が「緊急」のものは「MS12-020:リモート デスクトップの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2671387)」の1件、最大深刻度が「重要」のものは「MS12-017:DNS サーバーの脆弱性により、サービス拒否が起こる(2647170)」「MS12-018:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される(2641653)」「MS12-021:Visual Studio の脆弱性により、特権が昇格される(2651019)」「MS12-022:Expression Design の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2651018)」の4件となっている。最大深刻度が「警告」のものは「MS12-019:DirectWrite の脆弱性により、サービス拒否が起こる(2665364)」の1件。また、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ「セキュリティで保護されていないライブラリのロードにより、リモートでコードが実行される(2269637)」および「ActiveX の Kill Bit 更新プログラムのロールアップ(2647518)」も更新された。なお、パッチによっては適用時に再起動が必要となる場合があるとしている。