Windows Phone 7はアプリケーションの審査とケーパビリティによるアクセス制御の両方でプラットフォームとユーザーのセキュリティを保護しています。またアプリケーション審査の一部が自動化されていると推測されることも注目されるべき点で、これによって一部のiOSアプリケーションのように非公開APIを使用することを阻止しています。この意味では、Windows Phone 7はiOSとAndroid双方の良い部分を継承したプラットフォームだと言えるでしょう。
Windows Phone 7上で動作するコードは .NET Framework用の中間言語で、原則としてネイティブコードを動作させることはできません。(現在のところ、ネイティブコードを含むアプリケーションは極めて少数(註6)のようです。)