前労働党政府のエネルギー相Ed Milibandという人物が、エネルギー企業を認可する条件の一部として、2014年までに一般家庭および中小規模の企業に対し、スマートメーターを義務化する法律を導入した。同電子機器は30分ごとに情報収集を行う必要があり、データ送信にワイヤレス・チップを用いる。導入を含めたコストは、世帯ごとに340ポンド、あるいは英国全土で90億ポンドと見積もられていた。勘定は顧客持ちだ。
サプライヤーの利益は相当なものになる。検査員やコール・センターのスタッフを含む何千もの従業員を解雇でき、分刻みの可変価格設定を適用でき、遠隔的にエネルギー供給を停止することもできる。IT部門のブームも見込まれた。
しかしHendryは下院に以下のように述べた…
※本記事は有料版に全文を掲載します
© The Register.
(翻訳:中野恵美子)
略歴:翻訳者・ライター